ネコが好きだけど、猫アレルギーがあって一緒に暮らすことを諦めた人や、ネコと暮らしてからアレルギー症状を自覚したなど猫アレルギーは多くの人を悩ませています。
この記事を読むあなたも猫アレルギーで悩んでいませんか?
私もネコが好きなのに猫アレルギーなので、ネコと暮らすことを諦めていた過去がありました。ですが、現在は保護猫おこげさんと一緒に暮らすことができています。
猫アレルギーの症状に悩んでいる人へ向けて、辛い症状を少しでも緩和するために我が家で実践している方法を紹介します。
猫アレルギーはどうして症状が出るの?
猫アレルギーはハウスダストや花粉症などと一緒で、原因となる物質を取り込み、体の免疫機能が反応することで症状が出ます。
アレルギー反応にはさまざまな種類が存在しますが、その中でも猫アレルギーの特徴は症状が即時型という点です。個人差がありますが、アレルギー物質を取り込んで15分〜20分程度で症状が現れます。
また、元々は猫アレルギーではなかったのにネコに触れるとくしゃみが出るようになった、というような突然発症することもあります。
猫アレルギーの原因物質として“Fel d1”というタンパク質に過剰に反応することで症状がみられます。ネコのフケ・唾液・尿などが主なアレルゲンで、ネコの毛だけでは症状がでることは少ないようです。
猫アレルギーの代表的な症状は以下があります。
- くしゃみ、鼻水
- 目・肌のかゆみ
- 息苦しい、呼吸困難感
- 肌荒れ、赤く腫れる
アレルギー物質が体の中に入り込むことで症状がみられるので、花粉症と似た症状です。
アレルギー対策
アレルギー症状をうまくコントロールできればネコと暮らすことができます。簡単なことではないですが、我が家でおこなって効果のあった対策を紹介します。
掃除を徹底する
アレルゲンとなるフケ・ネコの毛を減らせれば症状緩和することができます。
ですが正直、私は掃除が得意ではないです。一度始めると徹底的にこだわってしまう性格で継続的にすると疲れてしまうことが原因です。
そんな掃除が苦手な私が愛用している掃除グッズを2つ紹介します。
オススメポイント
- 細かいゴミやネコの毛もしっかり吸引
- ゴミの吸引と水拭きが一緒にできて、掃除の手間が省ける
- ゴミ収集ボックスに設置してあるダストボックスに集まるので、ゴミ捨て頻度が少ない
- 掃除して欲しくないエリアを指定できる
掃除が苦手な私の代わりにロボットが掃除機をしてくれます。ロボット掃除機にはさまざまな種類がありますが、我が家ではNeabotを使用。
我が家では愛猫おこげさんが走り回るので、騒音防止でカーペットを使用しています。カーペットの段差を越えられなかったり、吸引力が弱いと掃除する意味がありません。
ですが、Neabotは2cmの段差を乗り越えられカーペットに入り込んだゴミ・ネコの毛をしっかり吸引してくれます。ダストボックス内の大量のおこげさんの毛が詰まっており、吸引力の凄さを実感しています。
水拭きも一緒にできたり、ゴミを吸引したあとはダストボックスに集まるのでまとめて捨てられて、捨てる頻度が少ないです。
公式サイトでは月1・2程度に捨てることを推奨していますが、我が家では3・4ヶ月以上放置することもあります。ですが、問題なく使用できておりランニングコストに優れています。
また、アプリと連携したさまざまな機能があります。具体的にはどの範囲を掃除したのか、掃除して欲しくない場所の指定、掃除に関する設定をカスタマイズできるなど家にいなくても掃除が終わっていることもメリットの1つです。
オススメポイント
- 電池や充電不要ですぐ使える
- カーペット・ソファ・クッションなどの布製品についた毛との相性抜群
- 目に見えない毛がごっそり取れる
ネコと暮らす人の必需品ともいえる粘着シートのコロコロですが、消耗が激しいことがデメリットですよね?
ぱくぱくローラーは繰り返し使えるので粘着シートをめくる必要がありません。
また、ぱくぱくローラーはびっくりするくらいネコの毛が簡単に集まり、捨てるのもカバーを開けるだけ。ネコと暮らす人へオススメする掃除グッズの1つです。
空気清浄機を活用する
オススメポイント
- 瞬間的な脱臭力
- 稼働音が静か
- フィルター交換不要
加湿機能が備わった空気清浄機もありますが、Airdogは空気清浄機のみの機能です。そのため、空気清浄としての機能に優れており、公式サイトでは世界最強レベルの空気清浄機と紹介しています。また、国内12,000ヵ所以上の医療施設で導入されているようです。
Airdogの一番のオススメポイントは脱臭力に優れていることです。我が家ではネコトイレの隣に設置しており、排泄直後にセンサーが空気中の汚れを検知してすぐに脱臭が始まります。脱臭が始まってから5分程度でクサイうんちの臭いが感じにくいです。
公式サイトには浮遊するペットのアレル物質の除去も可能と紹介されており、ペットがいるご家庭の設置を推奨しています。また、Airdog社は保護犬・保護猫を応援しており、プロジェクトの1つとして、保護猫施設にAirdogを寄贈しているようです。
運転モードにはオートモード、スリープモードがあります。オートモードは空気中の汚れを検知して空気清浄を行います。なので、空気中の汚れを検知すると運転するので、普段は稼働音がほとんど気になりません。また、設置している室内が暗くなると自然とスリープモードとなります。
Airdogの特徴の1つとして集塵フィルターが搭載されており、繰り返し洗うことができるので、ランニングコストは電気代のみです。また、メーカーは2ヶ月に1回程度の掃除を推奨していますが、本体モニターに“-C-”や“9XX”の表示が出たりと掃除のタイミングをお知らせしてくれます。
アレルゲン物質が少ない猫種を飼う
猫アレルギーはネコのフケ・唾液・尿などが原因といわれています。アレルゲン物質を減らす方法の1つとして、アレルゲン物質の少ない猫種を飼うという方法もあります。
アレルゲン物質の少ない猫種
- サイベリアン
- ロシアンブルー
- スフィンクス
- ベンガル
- バリニーズ
- デボンレックス
アレルゲン物質となるフケの除去のためにもこまめなブラッシングが重要です。短毛種では2.3日に1回、長毛種では毎日行いましょう。
また、去勢前のオス猫もアレルゲン物質が出やすいと報告されています。既にネコを飼っていてアレルギーに悩んでいる方は去勢も検討してみてください。
まとめ
「猫アレルギーだから」とネコを飼うことを諦めていませんか?重度のアレルギー症状でなければ、対策することで症状を軽減することができます。
アレルギー対策として、こまめな掃除、空気清浄機の設置、アレルゲン物質の少ない猫種を飼うなどの方法があります。
この記事を読んで少しでもネコを飼うことを前向きに検討してもらえたら嬉しいです。また、可能であれば保護猫を迎えるという選択も検討してみてください。