猫を飼うのに向いていない人の特徴8選!特徴に当てはまっているか今すぐチェック

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ペットに癒されたいと思う方が多いと思いますが、誰もが気軽にイヌやネコと暮らせるわけではありません。

ネコをお迎えしたとしても、一緒に暮らすためにはさまざまな問題が潜んでいます。

ネコをお迎えしたいけど、自分は問題ないのかと迷われている方はぜひ参考にしてみてください。

目次

猫を飼うのに向かない人の特徴8選

猫を飼うためには自分の性格や行動パターンを把握することが重要です。以下に当てはまるでしょうか?

①外出頻度が多い

ここでいう外出頻度が多いというのは、ネコが1匹になる時間が長いを意味します。

猫といえば、お留守番をしている印象を持つ方がいるでしょう。ですが、1人ぼっちの寂しさがストレスとなり、病気になる場合があります。

飼い主は自宅以外でも楽しい場所や親しい人がいますが、ネコの居場所は自宅で、大事な人は飼い主だけです。

普段の生活で家にいる時間が短い人は、ネコを迎えることはオススメできません。

対策

ネコを迎えるのであれば、長期の旅行は諦めましょう。必要最低限の外出に留め、どうしても家をあけないといけない場合には誰かにお世話をしてもらう手段を考えましょう。

イヌと違ってネコは、環境が変わることに対してストレスを感じます。なので、友人やペットシッターなどを自宅に招いて、お世話をしてもらいましょう。

②主従関係を築きたい

イヌは群れのリーダーの指示に従い、行動する習性があるので人間との主従関係があります。

ですが、ネコは群れをつくらず単独行動で生活するので、服従することはありません。なので人間の指示に従い、行動するということは難しいです。

しつけをしたり芸を覚えさせたりすることが可能とも言われますが、期待しないほうがいいでしょう。

対策

主従関係を築きたいのであれば、イヌの方がよいでしょう。

どうしてもネコを飼いたいのであれば、主従関係は諦めましょう。ネコは単独行動を好むため、ネコの行動に合わせることが必要です。

③ペット飼育不可の住宅に住んでいる

「ペット飼育不可だけど、実は飼っている」という話を耳にすることがあります。

万が一、飼育不可な物件でネコを飼っていた場合、見つかるのは時間の問題でしょう。また、契約違反となり損害賠償請求や退去を求められる場合があります

退去の条件として、引っ越すかネコを手放すかという選択肢をされる場合があるようです。その際にネコを手放してしまうケースが多く、ネコだけに負担がかかります。

これからネコを迎えるのであればきちんとペット飼育可能の契約をして、契約の範囲内で飼育をしましょう。

④家族が反対している

家族と同居している場合には、同居している全員が賛成していますか?

「反対していたのに、強行突破したら賛成してくれた」という経験談は当てにしない方がいいでしょう。たまたま運がよかったという程度でとどめて真似しないようにしましょう。

反対している人がいる環境で過ごすのは、飼い主もネコも幸せでしょうか?

反対している理由を話し合ったり、条件を提示して全員に納得してもらいましょう。

⑤「とりあえず飼ってみよう」という考え方

ペットを迎える時には“その時その場のそのノリで”考えることはやめましょう

さまざまな問題を想定して、ネコを迎えても大変だったと感じる人が多いです。

命を扱っているという意識を持ちましょう。

「もう飼えないから手放せばいいや」という安易な考え方はやめましょう。家族として迎え入れたら、最期までちゃんと面倒をみましょう。動物の遺棄・虐待は犯罪です

動物の愛護及び管理に関する法律では、猫に限らず愛護動物を遺棄した場合、1年以下の懲役または100万円以下の罰金が課されます。

⑥経済的な余裕がない

自分1人が生活するだけで大変な人には、ネコの飼育はできません。

ネコと暮らすのに必要最低限の金額は存在しません。なぜなら、怪我や病気などいつ起こるかわからないイベントには、高額な出費が伴います。

人間と同様、ご飯や排泄、温度管理など毎月必要な出費は払えますか?何かあった時の急な出費にも対応できますか?

対策

毎月かかる費用として、食費・ネコ砂(使用するトイレによってはシートも)・温度管理として電気代がかかります。

その他にかかる費用

動物病院は自由診療で、全額自己負担となります。またネコが体調を崩しても見つけにくいので、症状が出てから受診すると状態が悪化しており、高額な医療費となる場合があります。

高額な医療費対策として、ペット保険の加入をオススメします。保険会社によって補償内容や補償額が異なりますが、急な出費対策として検討してください。

我が家では、実際に高額な医療費を請求されたときにペット保険に加入していたので、とても助かりました。

⑦お世話する時間が少ない

ネコはご飯をあげたり、トイレをキレイにしたりする以外にケアを必要とします。例えば爪切りやブラッシングなどが必要で、ケアを苦手とするネコが多いです。なので時間がかかります。

我が家の愛猫おこげさんは、爪切りとブラッシングが苦手で、毎日少しずつ機嫌を損ねないように時間をかけて行います。

また、室内飼いだと運動不足になりやすいので遊んであげる時間をつくったりとネコのお世話をする時間が必要です。

⑧飼い主に何かあった時、ネコが独りになる

例えば入院したり、亡くなってしまった時にネコが独りになったらどうしますか?

また、ネコは15年〜20ほど生きると言われていますが、最期まで一緒に暮らせますか?飼い主に持病があったり高齢だったり、ネコより自分が先に逝ってしまう可能性はないですか?

対策

飼い主が高齢ではなく、持病などなくても今後は何が起こるかわかりません。万が一、飼い主に何かあった場合に備えて後見人を見つけておきましょう

可能性をあげればいくつでもありますが、事前に対策しておいて防げることはたくさんあります。

今後を見据えて

今すぐは飼えなくても、準備期間を経てさまざまなイベントを想定した対応をシミュレーションしましょう。20年後も愛情を持って飼育できるのか、最期まで責任を持てるのかは最も重要です。

また、子猫と暮らすのは難しくても比較的落ち着いている成猫となら暮らせるという方には保護猫をオススメします

保護猫といってもさまざまな場所で出会えたり、譲渡に関しては保護施設によって条件が異なります。ですが、保護猫でも愛情持って飼育してあげればお互いが幸せに暮らすことができるでしょう。

保護猫との出会い方について

まとめ

ネコを飼うことが向いていない人の特徴として、生活習慣や環境が大きく影響しています。

ネコに限らず、ペットと暮らすためには愛情と責任を持って最期まで面倒をみましょう。

1人では解決できない問題も起こるので、周りに頼れる環境も必要です。ぜひネコを迎える前に、参考にしてみてください。

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この記事を書いた人

保護猫おこげと2人暮らし。1匹でも多くの保護猫が安心して暮らせる未来を。
ネコのために働く、病院勤務のライターです。

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